
けん玉の塗装の違いとは? 滑る・止まるまとめ
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けん玉を選ぶうえで、技の成功率を大きく左右するのが「塗装(コーティング)」。
玉の表面仕上げによって滑り具合やグリップ感がまったく異なり、どの塗装を選ぶかでプレイスタイルも変わってきます。
この記事では、けん玉の主要な塗装の特徴をわかりやすくまとめ、初心者におすすめの塗装タイプや注意点も紹介します。
代表的な塗装タイプ一覧
● マット塗装(マット・ラバー系)
表面がサラッとしておりつつもグリップが効くタイプ。
・静止技に強い(灯台、月面など)
・比較的初心者におすすめ
代表モデル:山形工房 大空 Matteシリーズ、KROM POP ラバー シリーズなど
● スティッキー塗装(粘着系)
名前のとおり強く止まる感覚のある塗装。海外ブランドに多い。
・静止系に最も向いている
・一方で摩耗が早いケースも
代表モデル:Okendama NEO GLAZEシリーズ、KROM POP LOL シリーズなど
● クリア塗装(光沢系)
つるつるした表面で、昔ながらの塗装に多い。
・滑りやすく、難易度は高め
・上達した中級者向け
代表モデル:山形工房 大空 ソリットカラーシリーズなど
● 無塗装(ナチュラルウッド)
木そのままの手触り。
・見た目や感触重視の仕上げ
・静止系の技の難易度は高くなる
初心者におすすめの塗装は?
最初のけん玉は、「マット系」または「スティッキー系」がおすすめです。
理由は以下:
・グリップが効くので技の成功率が高い
・動きの制御がしやすい
・静止技に挑戦しやすい
無塗装やクリア塗装は、価格も手頃なモデルもあり、もしかめ、世界一周、飛行機、ふりけんなど初期の技には影響が少ないので、最初の最初のけん玉としては「あり」な選択かもしれません。
その後、灯台、うぐいす、月面などグリップが必要な技の習得にステップアップした段階では、マット系、スティッキー系の塗装は必須となるでしょう。
ステップアップの流れを考慮すると、最初からグリップのある塗装の選択がおすすめ。
コスト、デザイン、グリップ力など考慮して色々なけん玉を使ってみるのもありです!
各メーカーの塗装種類の例
【山形工房 大空】
マット、クリア、無塗装など多数
【KROM】
ラバー、LOLスティキー
【LOTUS KENDAMA】
スティッキーなど
【KENDAMA ISRAEL】
Rhino Clear(オリジナル)
【Okendma】
NEO プレミアム クリア コート他(オリジナル塗装多数)
【KENDAMA USA】
スーパースティックペイント、シルクペイント
【TOKYO KENDAMA】
無塗装
まとめ
けん玉の塗装は、見た目だけでなく技のしやすさにも大きな影響を与えます。
自分のレベルや練習したい技に応じて、適切な塗装のけん玉を選んでみてください。
FANKENではさまざまな塗装タイプのけん玉を取り扱っています。
気になる方はぜひチェックしてみてください!